
夏のレプリカ (講談社ノベルス)
那古野市の実家に帰省したT大大学院生の前に現れた仮面の誘拐者。
そこには血のつながらない詩人の兄が住んでいた。
誘拐が奇妙な結末を迎えたとき、詩人は外から施錠されていたはずの部屋から消え去っていた。
朦朧とするような夏の日に起きた事件の裏に隠された過去とは!?
事件は前作と表裏をなし進展する。
前作「幻惑の死と使途」と同時進行で進んでいきます。なので、この本は偶数の数字の章しかありません。
どちらも萌絵と杜萌が登場しますが、こちらは杜萌が主人公。
杜萌が萌絵と2年ぶりに再会し、サーカスを見た帰り、自宅に仮面をつけた男に監禁される。
家族も誘拐され、盲目の兄素生はいなくなった。
そして誘拐犯2人が死に、1人は逃亡。
始めは堂々巡りなのですが、やはり萌絵が活躍します。犀川先生もやっぱり凄いし。
そしてビックリな真相ですよ。
全然気付かなかった…。
トリックがわかりやすかったので、今回も理解できました^^
〈講談社 1998.1〉H20.10.30読了
読書の時間が少なくなってきてすっかりごぶさたしちゃいまして><
確かにトリックはわかりやすかったですよね!
いつもどおり私は騙されるので、読了後にそれらしきシーンまで戻ってまた読んでしまいました(笑)
あぁ、なるほどね…と><
苗坊さんはもう終わったそうですが、私はS&Mシリーズあとちょっと!楽しみのような、二人の主役をずっと読んでいたいような…。
http://plaza.rakuten.co.jp/mattarikanso/diary/200909290001/