
まどろみ消去 (講談社ノベルス)
大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。
ビルの屋上に案内された参加者たちは、離れた建物の屋上で、三十人のインディアンが踊っているのを目撃する。
現場に行ってみると、そこには誰もいなかった。
屋上への出入り口には見張りが立てられていたというのに!
参加者たちはこの謎を解くことができるか!?(「誰もいなくなった」)
著者初の、そして森ミステリィのエッセンスが全て詰まった全編書き下ろし短編集。
森さんの短編集です。
短い作品ですが、森さんの作品なんですよね。
楽しめました。
普通の夫婦かと思いきや、え〜!という展開になったり、何だか不思議な作品だなぁと読み進めていったら最後にとんでもない展開が待っていたり。
森さんの短編、好きです^^
それに、萌絵ちゃんと犀川先生も登場したので、嬉しかったです。
相変わらずでした^^
森さん、流石です。
〈講談社 1997.7〉H20.10.10読了