
恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由がある—。
運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか?
中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。
モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。
でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…
哀しくて可笑しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。
う〜ん…う〜ん…。すみません、私は馴染めませんでした。
全体的に気になる展開で、可愛らしかったんだけども。
まず気になったのは美緒の中学生時代ね。
いくらなんでも真緒の行動と言い言動と言い、小学校低学年並みではないかと。中学生の設定は無理があるだろと、思うわけです。
まあ、その理由は最後に分かるんだけどね。
それから潮田さん。登場したけど、10年ぶりに再会していくらいじめていたとはいえあんな言い方する人って、いるかなぁ…。
どうもちょこちょこ違和感を感じてしまったんです…。
2人が結ばれて、ラブラブなのはいいんですけども…
くさっ!くさっ!
あんまり甘い言葉は使っちゃいけません!あんまり言わないから嬉しいんです。
言い過ぎたらありがたみがなくなります。こうも何度も言われたら…かないません。
「図書館戦争」も甘いけど、こちらは男が素直すぎるから尚更凄いっす。
私は「図書館戦争」のような甘さが良いです。
う〜ん…やっぱり越谷さんは青春!って言う小説の方が良いです。
すみません…。
〈新潮社 2008.4〉H20.9.17読了
どうしてだろう?男の人が書く「ラブラブ」だからかしら。
中学時代の美緒のナゾがわかったとき、え〜〜〜〜!!!って驚きました。