
オススメ!
「平台がおまちかね」井辻は入社2年目の新米営業。ベテラン営業だった吉野の引継ぎで、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねると、店長に何故か冷たくあしらわれた。
「マドンナの憂鬱な棚」出版社の営業たちのマドンナである書店員の望月が元気がない。営業マンたちはいろんな手を使い、何故彼女の元気がないのか調べようとする。
「贈呈式で会いましょう」文学賞の新人賞を受賞した塩原が、姿を現さない。井辻は会場で男性の老人に言伝を頼まれていた。どうやらその老人が関係しているらしい。
「絵本の神さま」出張でやってきた先の書店は店を畳んでいた。ユキムラ書店は絵本がとても充実した本屋だった。別の書店で見かけた少女が、ユキムラ書店の看板にそっくりなイラストを持っており、井辻はその絵に興味を持つ。
「ときめきのポップスター」ポップコンテストの季節がやってきた。各出版社の営業が選んだ本とポップが並べられる。しかし、毎回何故か真柴の選んだ本だけが移動していた。
面白かった!新シリーズですね。
今度は出版社の営業マンが主人公ですか^^いいですね〜井辻君。
入社2年目なら同い年かも。何だか親近感。初々しくて可愛かったです。
どの作品もなるほど〜とおもいましたね。納得。
何だか吉野さんもステキだし、好きなシリーズになりそうです。
大崎さんの作品で良いのは、身近な作家さんの名前や作品が出てくることですね。
最後の作品は加納朋子さんの「ななつのこ」がテーマになっていて、大好きな作品だったので嬉しかったです。
そして!最後の最後でリンクしていてビックリですよ〜。思わず叫んでしまいました。
周りを固める脇役も良い味出してます。
やっぱり舞台が書店だと、読む手が止まりませんね^^
〈東京創元社 2008.6〉H20.8.25読了
どちらが残るか様子を見ておりました。
この新しいシリーズはいいですよね。
書店を飛び出して生き生きしているように見えます。
そして、井辻君があの書店に行く日が楽しみです。