
著者:坂木 司
販売元:双葉社
発売日:2007-12
おすすめ度:

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オススメ!
大学生になり、初めて都会で一人暮らしをする事になった伊藤二葉。
始めに友達になった山田に無理矢理推理小説研究会というサークルに入会させられる。
実は二葉は極度の怖がりだったのだ。
公園で江戸川乱歩の作品を読んでいたら、中学生の隼人に声をかけられる。
家庭教師をしてくれないかというのだ。
大好きです!
坂木さんの作品は本当に好きです!
かわいい!素敵!面白い!
私の懐にふわっと入ってきます。
二葉も隼人もとってもかわいいですよね。
二葉のあまりにも怖い妄想は、読んでいて笑っちゃいました。私も結構考えちゃう方だけど、ここまでいかないなぁと思ったり^^;
隼人はとても大人びているけど、無邪気な部分もあったりしてとてもかわいい。
でも、中学生が人に対してこんなに冷めた考えを持っているって思ったら、ちょっと寂しかったな。
「ワーキングホリデー」の大和と進の関係といい、上手いですよね。坂木さん。
また別冊?の作品も良いですよね〜
「配達あかずきん」をオススメしていてなんだか嬉しくなりました。
坂木さん(隼人君)がオススメしていたミステリを読みたくなりましたね。
〈双葉社 2007.12〉H20.3.2読了
そういえば、坂木さんが描く子供って
大人びてる子が多いような気がします。
二葉の記憶力が欲しいです。