
いつのまにか密室になった教室。
毎週必ず借り出される本。
あるはずの文集をないと言い張る少年。
そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!
ようやく読みました。
ずっと手元にあってもったいなくて読めないでいました。
でも、「クドリャフカの順番」読んじゃってたし〜。
古典部が出来た理由と、4人がどうして入部したのかも分かりました。
「氷菓」の名前の意味や、関谷氏の謎は、切なくなりましたね〜。
米澤作品は難しい言葉も多いけど、なるほど〜と納得できます。
4人の人物像がとてもよく分かりました。
第2弾、第4弾も楽しみです。
にしても、お姉さんは謎な方ですね〜。
お姉さんの登場の仕方も今後、気になります。
〈角川書店 2001.11〉H20.2.7読了
このシリーズ大好きです。
「クドリャフカの順番」でググっと好きになったのですが「遠まわりする雛」がまたいいのです!
感想楽しみにしています。