日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)

今日も今日とて披露宴帰りに謎解きを始めた猫丸先輩。
新聞記事につられて現地へ赴くこともあれば、あちらの海では船頭修業。
絶妙のアドリブで舞台の急場を凌ぎ、こちらでは在野の研究家然とする。
飲み屋で探偵指南をするやら、悩み相談に半畳を打つやら…天馬空を行く不羈なるおかたである。
事ある所ないところ黒い上着を翻し、迷える仔羊の愁眉を開く、猫丸先輩ここにあり。

すっごく久しぶりに倉知作品を読みました。
高校生の時以来だから、6年ぶりくらい?ひゃ〜。
といっても、2冊目なのですが。
初めて猫丸先輩シリーズを読みました。
漫画化もされていますよね。
なんだか可愛らしい猫丸先輩を見ました。
探偵としてはとっても頼もしいですが、友人とか身近な人と考えると子憎たらしくてうざったい気もしますね^^;
八木沢さんはかわいそうだ。
短編集ですが、どの作品にも猫丸先輩が登場します。
そして、最後に分かるのですが、この作品自体におおきなからくりがあるんです。
すっげーって思いましたもん^^
猫丸先輩シリーズはいくつか持っているので、ちょこちょこ読んでみようと思います。

<東京創元社 1994.1
 東京創元社 1998.1> H20.2.6読了