インシテミル

結城理久彦はしがない貧乏学生。
もてるために車がほしいと思っており、アルバイト雑誌を開いていた。
そこに飛び込んできたのは時給1120百円というありえない金額のアルバイト。
とある場所に監禁され、常に監視された状態で7日間を過ごすというもの。
金額に惹かれ、結城はアルバイトに参加することになる。
しかしそこには、とんでもない秘密が隠されていた。

久しぶりに米沢さんの作品を読みました。
いや〜面白かった!
やっぱりすごいです^^
ある隔離された空間で7日間を過ごす。
普通に考えたらただ何気なく過ごすだけで終わりそうだけど、この館はとんでもないですね…。
私は1日でもダメかもしれない…。
結城は、最初はなんだか頼りなくて限りなく呑気だなぁと思っていたのですが。
すごい奴ですね!
5日目?以降からはなんだかかっこよくって頼もしく見えました。
ラストは意外でしたね…。
私は想像もつきませんでした。
面白かったです^^
今年はコンプリートが目標です。

〈文芸春秋 2007.8〉H20.1.26読了