失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

14歳の冬休み、わたしはいなくなった―。
大金持ちのひとり娘ナオはママハハとの大喧嘩のすえ、衝動的に家出!その失踪先は…となりの建物!!
こっそりと家族の大騒ぎを監視していたナオだったが、事態は思わぬ方向に転がって…!?
心からやすらげる場所を求める果敢で無敵な女の子の物語。
その他うまく生きられない「僕」とやさしい幽霊の切ない一瞬、「しあわせは子猫のかたち」を収録。

この作品も一緒に買ってずっと読んでいなかった作品です^^;
挿絵が本当にキレイで素敵です。
私は「しあわせは子猫のかたち」がとっても好きでした。
「僕」の気持ちが結構わかって。
共感できたんですよね、ここまで暗くはないですけど^^;
でも、雪村の存在がとても良いです。
最後の言葉は、なんだか私も励まされているようで、涙が出たんです。
素敵な人ですね。

〈角川スニーカー文庫 2001.1〉H20.1.25読了