
新島隆二は36歳。プロ野球の選手である。
ある出来事をきっかけにレギュラーからはずれ、今は代打での起用が多くなっている。
隆二には隼という小学生の息子がおり、隼も野球チームに所属している。
隼はプロ野球選手の息子とは思えないほど野球は上手ではなかった。
隆二はキャッチボールをし、隼に野球を教えている。
読み終えた感想は、この作品は本当に鯨さんの作品なのか?でした^^;
私はまだ3冊しか読んだ事がないのですが、家族がテーマの作品は初めてでした。
この家族はとっても素敵だと思ったのですが、色々詰め込みすぎだし、色々突然すぎると思ったんですよね…。
ありえね〜!!って思いながらさら〜っと読んでしまった感じです。
そして野球チームのコーチ。あれは人として最低でしょう。
そんな人間が指導者としてやっていけるわけがないです。
それにもちょっと違和感を感じてしまいました。
ラストは素敵でしたね。ドキドキして、あっというまに読み進めてしまいました。
そして、野球の事がとっても細かく書かれていたのは面白かったですね。
楽天の田中投手とかが登場したからビックリしたよ。
一体いつ書いたんだって思いますよね^^;
鯨さんは、やっぱり歴史とか、ミステリを熱く語ってほしいなぁと思いました。
〈PHP研究所 2007.10〉H19.1.14読了
私はこれが二作目の鯨さんでした。前回はタイムスリップ物でしたから、随分と様子が違いましたね 笑