浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパ・ノベルス)

オススメ!
ここは「森へ抜ける道」という名の日本酒バー。
常連の僕・工藤と山内、マスター・島の「ヤクドシトリオ」は、今夜も益体もない話に花を咲かせている。
私立探偵である僕が、どうしても謎が解けない殺人事件のことを話すと(というか、山内とマスターが勝手に話してしまうのだ)、同じく常連の美人大学院生・桜川東子さんは、上品にグラスを傾けながら、なぜか日本のお伽話になぞらえて鮮やかな推理を展開する―驚嘆、そして思わず納得。
『九つの殺人メルヘン』に続く、珠玉のバーミステリー。

久しぶりの鯨さんの作品。
いや〜やっぱり面白いわ。
鯨さんが本当にいろいろ調べて作品を作っている事が分かる。
昔話の真相が本当に面白くって引き込まれた。
昔話も奥が深いなぁ。
そしてヤクドシトリオの雑談も凄かったなぁ。
40代向けの話なので全然ついていけなかったけど。
音楽だけはフォークソング好きだから知ってるネタも多かったけど。
昔のアニメとかマニアックすぎて分からんかった^^;
この作品は「九つの殺人メルヘン」の続編なんでしょうか。
制覇したくなりました。

〈光文社 2007.5〉H19.8.24読了