
同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。
「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。
短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。
成風堂店事件メモ第3弾。
本屋さんっていろいろな苦労があるんですね〜。
まあ、どんな仕事でもそうだと思いますけれど。。。
相変わらず、どの事件も興味深くて面白かったです。
特に好きだったのは「君と語る永遠」かな。
なんだか切なくなりました。
杏子と多絵のコンビはやっぱり良いですね〜。探偵と助手のような^^
福沢さんも素敵だなぁと思いました。
まだまだこの2人に会いたいですね〜。
〈東京創元社 2007.4〉H19.8.12読了
第2弾がちょっと消化不良っぽかったので。
やっぱり本屋の謎は本屋で起こらないと・・・。
新キャラの今後の活躍に期待してます。