光の帝国―常野物語

オススメ!
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―
「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。
穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?
不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。
優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

全然本が読めないので、過去に読んだ本をアップしました^^;
っていうか、再読もしたいんだよな〜。
恩田さんの作品の中で、2冊目くらいに読んだのかな〜
素晴らしいですよね!
常野の人々の能力と人柄が素晴らしく描かれていると思います。
どの作品も好きだな〜。
微妙にリンクしているしね^^
「大きな引き出し」は光紀君がとってもかわいらしくて、一生懸命だし^^切なくて、とてもいい作品でした。
「光の帝国」も、作品はすっごくいい作品なんですけど、読んでいてすっごく辛かったなぁ・・・。ツル先生がかわいそうで。
だから「国道を降りて」の最後の一言が重くて、感動的なのよね。
この作品は、名作だよ〜^^

あ〜・・・本読みたい・・・。

〈集英社 1997.10〉