クジラの彼

オススメ!
『クジラの彼』
聡子の彼は海自の潜水艦乗り。会えないときは数ヶ月、連絡が途絶える。自分は彼女でいていいのか。不安になる。
『ロールアウト』
航空設計士の宮田絵里が軍用機の設計でぶち当たった壁は男性用トイレだった。
『国防レンアイ』
自衛隊で同期の伸下と三池は、いい感じなのになぜか友達。
いつも三池に使われてるけど、8年前から気にかけていた。
『有能な彼女』
海自の潜水艦乗りである夏木は、ある事件をきっかけに出会った彼女の望になかなか結婚話を切り出せないでいた。
『脱柵エレジー』
脱柵とは、自衛隊員が脱走することを指す。
常にある脱柵理由は、恋愛だった。
『ファイターパイロットの君』
空自隊員である光稀を妻に持つ春名高巳。
娘に「パパとママがはじめてちゅーをしたのはどこで?」と唐突な質問をされ、初めてデートした日を思い出していた。

有川さんは短編も良いですね!
そして恋愛はやっぱりどれも甘々でたまらないです^^
度の話も好きですけど、やっぱり「有能な彼女」かなぁ。
「クジラの彼」は以前「Sweet Blue Age」で感想をかいたので、端折ります^^
夏木と望のその後が気になっていたんです。
ほうほう、そうきましたか。
やっぱり堂上と郁なんだよなぁ・・・。2人が付き合ってもこうなりそう。
でも、郁はここまで面倒くさくないかな^^;ナンテ。
やっぱり有川さんの恋愛は良いです!大好きです!
あとは「国防レンアイ」が好きです。
真駒内なんてめっちゃ地元の地名が。
あの方言は合ってる様な・・・わからないような・・・。
うちの両親が、あまり方言が好きではないので、うちでは使わないで育ったんですよね。
「〜べ」とか「なまら」とか「したっけ」とか。
私は使いません。でも、友達で使っている人はいるので、合っているのでしょう。
そして、失敗もしました^^;
最後の「ファイターパイロットの君」は「空の中」の続編なんですね。
どうりで2人の出会いとか書いてなかったはずです^^;
あ〜〜〜悔しい!
絶対に読んでやる〜。

〈角川書店 2007.1〉H19.3.29読了