フィッシュストーリー

オススメ!
「動物のエンジン」
10年前、僕と河原崎さんと、動物園職員の恩田は深夜の動物園にいた。
そこには、狼の檻の前で横たわって眠っている元動物職員の姿があった。
「サクリファイス」
山田という男を捜すため、黒澤は小暮村にやってきた。
その村には、未だに生贄の風習があるという。
黒澤はその風習に疑問を抱く。
「フィッシュストーリー」
小説の一説を引用した、解散寸前のロックバンドの曲からなる現在・過去・未来の話。
「ポテチ」
補欠の尾崎選手の家に忍び込んだ空き巣の今村は、留守電に自殺すると言って切れた女性の自殺を止めに行く。

伊坂さんの作品、久しぶりに読みました。
やっぱり伊坂さんの雰囲気って好きですね〜^^
結構初期の作品から、書下ろしまで期間が長いんですよね。
私の好きな黒澤さんがたくさん出てきたので、嬉しかったです^^
話の展開がすきなのは「フィッシュストーリー」ですね。
伊坂さんらしい作品だって最初に感じました^^
大きな話ではないんだけど、伊坂さんらしいテンポの良さで、とっても好きでした。
リンクしてるのが良いですよね。
「オーデュボンの祈り」の伊藤とか、「重力ピエロ」の名前は出てこないけど、兄弟のこととか。
他にもたくさんあるんだと思うけど、若干読んでない作品もあるので分かってないのかも^^;
今月号の「ダ・ヴィンチ」で、伊坂幸太郎特集していて、ネタバレになってもいいと思って、リンクしている人たちを見ながら読んだからね^^;
面白かったです!

〈新潮社 2007.1〉H19.3.21読了