ポビーとディンガン

日本でも10万部以上を売り上げたベン・ライスの世界的ベストセラーを「フル・モンティ」のピーター・カッタネオ監督が映画化した心温まるハートフル・ストーリー。
オーストラリアの田舎町に両親と一緒に暮らす兄妹、アシュモルとケリーアン。
町の生活になじめないケリーアンにはポビーとディンガンという架空の友だちがいた。
ところがある日、ケリーアンは2人がいなくなったと騒ぎ出す。
そして次第に元気をなくし、ついには病気になってしまうのだった。
そんな妹を心配したアシュモルは、2人をなんとかして捜し出そうと立ち上がるのだった…。
制作年度 2005
制作国 オーストラリア/イギリス
監督 ピーター・カッタネオ
出演者 クリスチャン・バイヤーズ 、サファイア・ボイス 、ヴィンス・コロシモ
脚本 フィル・トレイル
原作 ベン・ライス
撮影 ロバート・ハンフリーズ
音楽 クリスチャン・ヘンソン 、ダリオ・マリアネッリ
時間 86分+25分

とってもかわいらしい作品でした。
父親が一攫千金を狙って、炭鉱の町へ引っ越してくるんです。
でも、一家は他の人たちにとってはよそ者で、いい扱いは受けていない。
架空の友達が出来たのも、いなくなってしまって元気がなくなってしまったのも、精神的なものなんだよね。
全体を通して、心の重さが分かります。
そして、アシュモル役の子がとっても可愛い!
妹のために立ち上がる小さなお兄ちゃんの姿は母性本能をくすぐられます。
きっととっても頭のいい子なんだよね。
心温まる、癒しの作品でした。