シュミじゃないんだ

ボーイズラブ漫画にまみれた日常。で、ボーイズラブ漫画って…ナニ!?
新・直木賞作家による、愛してやまぬボーイズラブ漫画についてのエッセイ。
書き下ろしBL小説「夏の思い出」を収録。

・・・こういうテーマ(?)の作品とは知らなかった…。びっくり。
しをんさんがBLを好きだと言う事は知っていましたが、いやはや語っておりますなぁ。
専門用語らしき言葉がバンバン出てくるもんだから、分かるような分からないような。
私はBLは読んだ事はないですが、高校の時の友達が某アイドルのそういう感じの話?が好きだったらしく、私は聞きたくないのに延々と聞かされた記憶があります…。
読んでたら、何だか気になってきたよ。
最近、漫画を読んでいないんですけどね、しをんさんの言う事にもの凄く納得する所がいくつもあったんですよ。
ブッ○オフでバイトをしていた時に、少女マンガのタイトルをみて、驚いたんですよね。
1番びっくりしたのは「僕は妹に恋をする」だったんですけど^^;
私が小学生の時、こういう作品はなかった気がするんだよなぁ。
純愛というか、あってもキスくらいだったように思うんですが、今って少女マンガでも性描写が凄いのね。
閉店してからこっそり立ち読み(おい)してたらいきなりそういう場面になったからビックリしたんだよ。
小学生には・・・はや過ぎない?っていうか、中学生でも・・・。私だけ?
でも、BLは人間関係がとっても上手く書かれているという・・・。そういう部分は、気になりますねぇ。

バイトといえば、1回BL小説が300冊くらい一気に入ってきて頑張って補充した記憶があるなぁ・・・。
あれは大変だったし、男のスタッフと一緒にやってたって言うのが嫌だったね^^;

しをんさんはBL小説には可愛い女性も登場してほしい!って書いていたのですが、それでしをんさんの作品の「月魚」にはみすずちゃんが登場したのかなと思ったり。
みすずちゃんは主役(?)の真志貴のことが好きだったしね。

またイラストが可愛かったです^^
途中からそのイラストがなくなっていたので、どうしてだ?と思ったら、そのイラストを書いていたあとり硅子さんが、亡くなったからなんですね。
この方のイラストが欲しくなってしまいました。

最後の「夏の思い出」ですが・・・。
この作品は・・・なくても良かったかなぁ・・・なんて・・・

〈新書館 2006.11〉H19.2.19読了