きみに読む物語 スタンダード・エディション

とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。
そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。
それは古き良き時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった――。
1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーは、そこで地元の青年ノアと出会う。
その時、青年のほうは彼女こそ運命の人と直感、一方のアリーもまたノアに強く惹かれていくのだった。
こうして、2人の恋は次第に熱く燃え上がっていくのだが…。
制作年度 2004
制作国 アメリカ
監督 ニック・カサヴェテス
出演者 ライアン・ゴズリング 、レイチェル・マクアダムス 、ジーナ・ローランズ
脚本 ジャン・サルディ 、ジェレミー・レヴェン
原作 ニコラス・スパークス
撮影 ロバート・フラッセ
音楽 アーロン・ジグマン
時間 123分+特典映像

思いっきり純愛って銘打っている作品って、どうも敬遠してしまう荒んだ私^^;
老人になった2人は好きなんですけど、若い2人はどうも好きになれませんでした。
出会いって、いろいろあるとは思うんだけどね・・・。
2人が周りに反対されても一緒にいたいほど好きあっているのかも私はちょっと分からず・・・。
やっぱり心がすさんでいるのかしら、私^^;
若い2人が周りに引き裂かれて、でもお互いの事を忘れられない場面は、
島本理生さんの「ナラタージュ」本文の
「子供だったから愛とは違うとかじゃなくて、子供だったから、愛してるって言う事に気付かなかったんだよ」
っていう台詞を思い出しました。
違うかもしれないけど・・・。
老人になった2人は、何だか素敵でした。
頭では忘れてしまっても、心は忘れない。素敵だな〜
そういう人と、巡り会いたい。