海の底

横須賀に巨大甲殻類の大群が押し寄せてきた!
一般人も巻き込まれ大パニック状態で、犠牲者も多く出た。
海上自衛隊の夏木大和と冬原晴臣は、艦長の命と引き換えに13人の子ども達を助け出した。
しかし、非難した場所は巨大甲殻類が周りを取り囲む潜水艦「きりしお」
自衛隊と警察がうごめく中、彼らは無事に救出されるのか。

「図書館」シリーズ以外の作品を初めて読みました。
面白かったですよ~^^やっぱり流石有川さん。期待は裏切りません。
始めは「何てストーリーなんだ!?」って思ったけど^^;
有川さんは難しい設定が多いですねぇ。この作品は自衛隊か・・・。
「図書館」シリーズとは全く関係がないのですが、夏木と冬原が堂上と小牧に見えてしょうがなかった・・・。
というか、同じですよ^^;私の中では。
子どもを13人抱えての毎日は大変なんだろうな~と勝手に同情してました。
一部を除いて大きな問題がなかったのは、ちゃんと2人が支えていたからなんだろうね。
2人ともとってもかっこよかったし!
選ぶならやっぱり夏木だね~。堂上派だし^^ふふふ。
望を始め、子ども達も成長したみたいで良かった。
圭介がものすご~く腹が立ちましたけどねぇ。あんな子供が自分の子だと思ったら、ヤダ。
でも、まあ親がそうだから子もそうなのかもしれないけど。
そして!最後ですよ!
ネタバレになっちゃうからあんまりいえないけど、有川さんってば!
どうしてこういうおいしい事をするの!
おもいっきり「あの2人」じゃないですか。
ニヤニヤしちゃいましたよ・・・。
年齢的にもピッタリだし・・・。
それから、読んでから知ったのですが、アンソロジー「Sweet Blue Age」にこの作品のサイドストーリーが載っているらしいですね。
とっても気になりました^^
読んでみようと思います。

〈メディアワークス 2005.6〉H19.1.20読了