カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。
その地にある廃墟施設を探検するためだ。
だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。
鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡繰りを遺してこの世を去った。
今年はまさに絡繰りが作動するその年にあたるというのだ!
2人は花梨と妹の玲奈の協力を得て、隠された絡繰りを探し始めるのだが…。

森さんの作品、久しぶりでした^^
3冊目ですが、萌絵といい、花梨といい、ものすっごいお嬢様がよく出てきますねぇ。
大学生でも敬語がちゃんと出来ている人ばっかりで、読みやすくて良いです^^
隠れ絡繰りの謎が分かっていくのは面白かったんだけど、結末が読んでもよく分からなかったという・・・。
「すべてがFになる」といい、理系大学教授の頭にはついていけないです・・・^^;
もっと読み込んでいかないと。
で、理解できるようになったらもう1回読もうかな。

〈メディアファクトリー 2006.8〉H18.1.4読了