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<宝町>を根城に自由に飛び回る<ネコ>と呼ばれる、2人の少年クロとシロ。
ずっと変わらなく見えた宝町に、再開発という名目の不穏な動きが見え始める。
町に戻ってきた幼馴染のヤクザ・鈴木、通称<ネズミ>。
彼の元で怪しい動きをする子分・木村。
ヤクザに脅され始める族のチョコラ、バニラ。
実態の分からぬ“こどもの城”建設プロジェクト。
不気味な3人組の殺し屋、龍・蝶・虎。
全ての背景には街を我が物にしようとする<蛇>と呼ばれる男の動きが・・・。
激しく変わろうとする宝町。抗うのか受け入れるのか―――――。
そしてクロとシロはこの街で生き延びることが出来るのか。

試写会に行ってきました。
原作は読んでいないので、全く内容は分からなかったんです。
正直ニノ目当てだったのですが^^;
ただのアニメだと思っちゃいけないですね。
すっごく奥が深い作品だと思います。原作者って「ピンポン」を書いてる方ですよね。
言葉で説明するのはとっても難しいのですが、クロとシロに親はなく、いつも2人一緒です。
学校にも通っていません。
そして、じっちゃ以外の大人を信用していません。
この宝町は自分の街。だからそれを乱すものは許せない。と、たくさんの人たちを傷つけます。
特にクロは、心に抱えている闇が強くあったのだと思います。
だから平気で人を傷つける。
でも、そんなクロを遠くへいかせないように、シロは制御できる存在なのだと思います。
シロはちょっと変わっていて、クロはシロを守る事が自分の義務だと感じています。
でも、じっちゃの言うとおり、最後まで見ていると、クロがシロに守られているんだとも思いました。
2人一緒でなければ、ダメなんですよね。
クロは闇。シロは光。そういう存在なのだと思いました。互いにね。
う〜ん・・・説明が難しいな。
とにかく、色々考えさせられたんですよね。
結構描写が怖い部分も多かったのですが、全体的に良かったと思います。
ニノは声優もいいなぁ。蒼井優も良かったです^^