白い犬とワルツを

長年連れ添った妻コウラに先立たれ、自らも病に侵されたサムは、暖かい子ども達の思いやりに感謝しながらも一人で余生を生き抜こうとする。
妻の死後、どこからともなく現れた白い犬と寄り添うようにして。
犬は、サム以外の人間の前にはなかなか姿を見せず、声も立てない。
始めは追い払おうとしていたサムだったが、段々その白い犬を愛おしく思うようになる。

う〜ん・・・感動的なのを想像していたのですが。
ちょっと違いましたね。
家族や奥さんの愛はたくさん感じましたが。
でも、娘さん二人を好きになれなかったな〜
父親を心配しているのはわかるけど、病気についてとか決め付けすぎ!
父親の事、ちゃんと見てるのかなって思っちゃう。
義理の息子達の方がしっかりしてると思っちゃったよ。
それは私がまだ子供の考えだからなのかなぁ。
う〜むむむ。
嫌いではないんですけどね^^;

〈新潮社 1998.3〉H18.10.1読了