きみの友だち

オススメ!
―――恵美は、小学生の時に交通事故に遭い、一生松葉杖を使わなければ歩けない身体になってしまった。
それがきっかけとなり、小学校では浮いた存在になってしまい、独りになった。
しかし、クラスの大縄跳び大会のとき、共に縄を回す側になった由香と出会った事で、友達になった。
―――ブンこと、文彦は勉強、スポーツ、何をしてもクラス一の優等生。
しかし、モトが転校生としてやってきた事で、立場が変わろうとしていた。
モトは何をさせてもブンよりも少し能力が上だった。
それがブンには、面白くない。
恵美とブン。またその周りを取り巻く友達を描いた連作短編集。

面白かったです。さすがですね〜^^重松さん。
重松さんの作品は、リアルすぎて恐い感じがするのもあるけど、これは納得することばかりだった。
小中学生の事を、良くわかってらっしゃる。
私も、過去の事だけれど。
恵美が独りになってしまった事は自業自得な部分もあるけれど、友だちって何なんだろうな〜
私も友達は多い方じゃない。
でも、深く付き合えている・・・とは思う。どうだろ^^;
どの主人公も、いるいる!って言う感じだったな〜。
中学の時から思っていたけど、どうして女子ってグループでまとまろうとするんだろう。
謎。一人浮いた人が出てくると、どうして避けようとするんだろうな〜
私はどのグループにも属してなかったな。
といっても、仲間はずれってワケじゃなかったと思う・・・けど。
私はどうしても、堀田ちゃんのような人は好きになれなかった。
仲間はずれになって当然だとも思った。
誰にでもいい顔して、別に興味もないのに話に入り込んでくる。
話に盛り上がっている所に「なになに?」って入ってくるのは正直ウザイし、迷惑だし、一気にテンション下がるんだよね。
・・・な〜んて事を考えて読んでいました^^
最後が素敵だったな〜
感動的です。
中でも好きだったのは、ブンとモトかな。
お互いがライバルで、尊敬しあえる相手って、そうそういないよ。
二人とも、かっこよかった^^

〈新潮社 2005.10〉H18.9.29読了