Story
ジョディ・フォスター演じる航空機設計士が、史上最大の旅客機で忽然と消えてしまった娘を取り戻すため、ひとりで戦いを挑むサスペンスアクション。400人を越える乗務員と乗客を相手に、旅客機に関する知識を武器に...(詳細こちら

ネタバレ注意!

最近、映画よく観てるなぁ・・・。
この作品も、気になっていてでも、観ていなかった作品。
サスペンスではあったけど、アクションとはいえなかったような・・・。
娘が忽然と姿を消して、母親が娘を必死で探す。
娘がいなくなって、すぐに母親が慌てふためいて、娘を躍起になって探すのが突然すぎる気もしたけど、搭乗手続きのときに娘がいなくなって焦っていたところも観てるから、だんなさんを失って、娘と同じように一人に怯え家族を失う事を怖がっているんだなとも思った。
でも、慌てふためく姿は多少、アルコールを摂取してるんじゃないかとか、思ってしまうのも仕方ないようにも思ったね。
まぁ、旦那さんを1週間前に亡くしているんだから、しょうがないけれど。
にしても、まさか犯人が凄く身近にいるとはね・・・。
キャビン・アテンダントを共犯にするなんて、よく思いつくよ。
そうしたら、搭乗していないように偽装する事も、捜索の時にいる場所を共犯に探させることも出来るもんね。
それに、この計画のためにカイルの夫を殺すなんて、何て卑劣な。最低の男だね。
航空機について詳しかったから狙われたなんて、かわいそ過ぎる・・・。
でも、それ以上に、周りの乗客の目線が気になったな。
自分も含めて、他人の事なんて、そんなに注意深く見ていないし、無関心なんだよね。
カイルが必死になって探しているのに、乗客は密室なんだからいないわけない。と、誰も心配しないし、迷惑だとも思ってる。
ずっとカイルの側にいたのに、誰もジュリアの存在は覚えていない。
ラストシーンで、子どもが「あの子見たよ。」って言ってたけど、人がいないときや物がないときには気づかなくても、存在がわかると、「ああ、そういえば・・・」って感じで思い出す。
その、人の感情も垣間見れた作品な気がする。
ラストはほっとしました。