覆面作家の愛の歌

「覆面作家のお茶の会」
覆面作家こと、新妻千秋の元へ「小説わるつ」の編集者、静美奈子という女性が現れる。
どうやら、千秋に自分の出版社から小説を出してほしいらしい。
やたらとついてくる静が世界出版の岡部良介は気に入らない。
その静が持ってきたケーキから、一つの事件が始まる。
「覆面作家と溶ける男」
兄、優介の元へ静が再び現れたらしい。
一緒に写真をとってほしいと。しかも、男の子と一緒に。
刑事の兄は、その男の子が気になっていた。
誘拐殺人事件で被害にあった子と、顔が似ているのだという。
静と岡部、そして千秋の3人は、その男の子の元へ向かう。
「覆面作家の愛の歌」
静、岡部、千秋の3人で舞台を見に行くことになった。
見に行った次の日に殺人事件が起きる。
その舞台で主役を演じた女性、河合由季だった。
被害者の恋人だった中丸は、演出家の南条が犯人と疑う。
しかし彼には、鉄壁のアリバイがあった。

第2弾です。
相変わらず2人が可愛いですね〜^^
静という新しいキャラクターが、最初は邪魔だなぁと思っていたんだけど、徐々になじんできましたね。
最後の章は2人が急接近した感じですなぁ〜。
いや〜2人はこれからどうなっていくのかしら。
楽しみなところ。
あと1冊か。ちょっと寂しいなぁ。

〈角川書店 1995.7〉H18.7.16読了