しゃばけ

オススメ!
江戸有数の廻船問屋の一粒種・一太郎はめっぽう身体が弱く、外出も許可がなくては出来ない。
両親や手代の目を盗み、外出した夜に人殺しを目撃する。
手代である、佐助と仁吉は実は白沢と犬神と呼ばれる妖だった。
何故か一太郎の周りには、妖がたくさんいる。
鳴家、屏風のぞきなどもいる。
そして、特に白沢と犬神は一太郎を主人とし、両親以上に一太郎の身体を案じている。
それは、長年の謎だった。
人殺しの事件は何故か薬種屋ばかりが被害にあっていた。
一太郎は家族同様の妖怪たちと解決に乗り出すことになる。
しかし、ついに一太郎へも犯人の刃が襲ってきた。

最近、BOOKOFFで見つけて即購入。
やっとみつけた・・・。という運命の出会いでしたね^^
内容は本当に面白かった。探してたかいがあったよ!
これも時代小説に入るのかな・・・?読みやすかったし、ぐいぐいと引き込まれてったね。
一太郎もかわいいし、妖怪たちもホントにかわいい^^
事件の真相を知ったときは、なるほど〜って思ったし、手元に置いときたい作品だと思いました。
どうして妖怪が人を主人として長年仕えているのか。
その真相を知ったときはびっくりしたし、なるほどなぁ〜と納得。
ホント面白かった!
続編の「ぬしさまへ」も最近またまたBOOKOFFで発見して即買いしたので、読んでみようと思います〜^^
そういえば・・・。
一太郎と、カッコいいらしい仁吉。
芸能人で、ぱっと思い浮かんだ人がいたんだけど・・・。
カナリ非難を受けそうなので、私の心の中だけに秘めておきます☆
じゃあ、言うなよって言う感じだけど。
映像化は難しそうだなぁ・・・。しなくていいけれど。

〈新潮文庫 2004.4〉H18.5.7読了