星の輝き〈上〉

主人公のララは、人生全ては運だと決め付けるひどい父親と2人で暮らしていた。
母親は、ララを産んだ時に亡くなり、ララと一緒に生まれた双子の片割れも死んでしまった。
父親はいつもララを邪魔者扱いし、学校へも行かせずずっと家の手伝いをさせていた。
ララが17歳の時に父親が死に、家業の下宿屋を一人で支えていた。
そんなララに、一つの転機が訪れる。
下宿屋の経験を生かし、ビルを立てる計画を考え始める。

シドニィさん初読作品でした。
面白かったよ。ビルの建て方とかがイマイチ分からなかったけど。
でも、ララが最初はただ幸せになりたかっただけなのに、段々欲深くなっていくのが悲しかったなぁ。
やっぱりそうなっちゃうんだ〜って。
ラストが好きなので、これでいいのかなって思ったんだけど。

〈アカデミー出版 1995.10〉H12.11.22読了