咲は数ヶ月前に引っ越してきた。
咲は母子家庭で母親は働いており、遅くまで帰ってこないため、いつも一人だった。
一人だと落ち着く図書館へ、いつも咲は行っていた。
そこで、一人の男の子が話しかけてくる。
何処かで見たことのある顔・・・。
クラスメートの丈君だった。
彼は咲にアンモナイトの化石を見せてくれたり、秘密基地を教えてくれたりした。
しかし、彼はクラスでいる時は話しかけないように咲に告げる。
咲はその約束を守っていた。
クラスでの丈君は、図書館で2人で過ごしている時とは別人のようだった。
咲を見ても、話しかけてもくれない。
本当に、彼は丈君なのだろうか・・・

が、画像がない・・・。
これは、児童書です。
小中学生向き^^;
でも、結構奥が深くって印象に残っている本です。
丈君の秘密。そして、咲と丈君の関係。
読んでいくうちにいろんな事が見えてくる本。
絵も多いんだけど、普通に読んでいて引き込まれました。

〈ポプラ社 1995.8〉H15.2.24読了