Story
『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督によるドラマ。四肢麻痺の障害を持つ主人公の男性が、尊厳死という魂の解放を求めて繰り広げる“闘い”を描く。2005年アカデミー賞外国語映画賞ほか、多...(詳細こちら

人の”尊厳”って何なんだろう。
そう思わずにはいられない。
自ら死を選ぶのは自殺なのかもしれない。
でも、ただ辛いだけなのに生きているのはその人にしか分からない辛さがある。
自分は死にたいと思っていても、やっぱり家族は認める事はできない。
ずっと介護していた人だって、一緒に暮らしている人だって、死にたいって思っているって言われたら、どう思うだろう?
凄く、難しい問題だよね。
法律で認められていても、ちゃんとした答えは出ないと思う。
主人公ラモン・サンペドロは、実在した人物なんだね。
見た後で知った。
もし自分がこの立場だったら。
そう考えずにはいられない。
私が死にたいと思っていたら、素直に死なせてほしい。
でも、家族が死にたいといっていたら、私は反対する。
やっぱり、解決しないなぁ。
「自由」とか「尊厳」とか「自分とは何か」とか、考えさせられました。