ななつのこものがたり

はやては、早く布団に入ってお母さんがするお話を聞きます。
お母さんが話すお話は、お父さんやお母さんが子供の時くらい昔、ある田舎に住むはやてという名前の男の子が出てくるお話です。
はやてはあやめさんという女性と仲良くなり、はやての周りで起こる不思議な出来事に対して答えをくれます。
「すいかおばけ」「金色のねずみ」「空の青」「水色のチョウ」「竹やぶ焼けた」「ななつのこ」「あした咲く花」の7つの物語。

これは、絵本・・・というんだろうか。確かにそうなんだけど・・・。
「駒子シリーズ」を読んでいない人でも楽しめる作品。
でも、シリーズを読んでいたほうが、ちょこちょこ見える仕掛けが見えてきます。
物語の途中で私は気付いたんですが。
ほう・・・なるほど。
って思った。
駒子シリーズの集大成だね^^

〈東京創元社 2005.10〉H17.11.15読了