ターン

オススメ!
真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。
気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。
3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。
いつかは帰ることが出来るのだろうか。
だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。

初めは頭がぐーるぐるになりそうだったよ〜。
どういうことだ?
って考えてたり。
でも、面白かった。感動したよ。
ちょっと不思議な感じ。
ずっと1人しかでてこないのに2人称で、話が進むの。
真希がだれかに話しかけているような文章。
でも、それがよかったりする。
読みやすいしね。
ラストが好き。

〈新潮文庫 2000.7〉 H15.4.23読了